日通の単身パックをキャンセルしたらどうなるの?
広告を含みます
日通の単身パックは、専用ボックスに荷物を入れて引越しをする宅配便感覚のサービスです。
なので、荷物を搬出して引越し先に搬入してくれるのが翌日以降となります。
また、他の人の荷物と一緒に運ぶことによって格安に引越しを提供しています。
そのためか、一人暮らしの引越しをする人にはとても人気あるサービスです。
そんな人気の単身パックをキャンセルしたらどうなるのでしょうか?
結論からいうと、単身パックSや単身パックLは、当日にキャンセルするとキャンセル料金を取られますが、前日であれば、キャンセル料金を払うことなくキャンセルができます。
ちなみにキャンセル料金は500円です。
安いからと言っても、当日キャンセルはやむを得ない理由がある時だけにしましょう
普通の引越しと違って、単身パックSとLは、標準貨物自動車運送約款が適用されます。
(中止手数料)
第三十七条 当店は、運送の中止の指図に応じた場合には、荷送人又は貨物引換証の所持人が責任を負わない事由によるときを除いて、中止手数料を請求することがあります。ただし、荷送人又は貨物引換証の所持人が、貨物の積込みの行われるべきであった日の前日までに運送の中止をしたときは、この限りではありません。
前項の中止手数料は、次の各号のとおりとします。
積合せ貨物の運送にあっては、一運送契約につき五百円
貸切り貨物の運送にあっては、使用予定車両が普通車である場合は一両につき三千五百円、小型車である場合は、一両につき二千五百円
ただし、すでに着手してしまったオプションサービス(エアコンの取外しやピアノ輸送)などは、全額取られてしまう可能性があります。
また、資材セットを申込んでいる場合にもキャンセル料とられません。
しかし、すでに資材が送られてきた場合には、返品する必要がありますが、その送料は自分持ちになります。
もし、資材セットを使用してしまった場合には、返品することはできないしょう
資材セットの料金を払うことになります。
単身パックSとL以外のキャンセルはどうなの?
日通には単身パックSやL以外にもサービスがありますが、
それらのサービスで、キャンセルしたらどうなるのでしょうか?
結論をから言えば、
キャンセル料金はとられます。
ただし、前々日までにキャンセルをすれば、無料でキャンセルできます。
キャンセルについては、引越しトラブル防止のために作られた「標準引越運送約款」で規定されています。
前日のキャンセルは運賃の10%以内、当日のキャンセルは運賃の20%以内のキャンセル料が発生します。
また、キャンセル料の他に、オプションサービスなどが既に実施または着手していた場合には料金が発生します。
第二十一条(解約手数料又は延期手数料等)
当店が、解約手数料又は延期手数料を請求する場合は、その解約又は受取日の延期の原因が荷送人の責任によるものであって、解約又は受取日の延期の指図が見積書に記載した受取日の前日又は当日に行われたときに限ります。ただし、第三条第七項の規定による確認を行わなかった場合には、解約手数料又は延期手数料を請求しません。
前項の解約手数料又は延期手数料の額は、次の各号のとおりとします。
(1)見積書に記載した受取日の前日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき 見積書に記載した運賃の十パーセント以内
(2)見積書に記載した受取日の当日に解約又は受取日の延期の指図をしたとき 見積書に記載した運賃の二十パーセント以内
解約の原因が荷送人の責任による場合には、解約手数料とは別に、当店が既に実施し、又は着手した附帯サービスに要した費用(見積書に明記したものに限る。)を収受します。
第一項ただし書の規定は、前項の費用の収受について準用します。
前日や当日のキャンセルは、キャンセル料金をとられますが、
引越し業者が2日前までに見積もりの記載内容の変更の有無について確認をしてない場合には、
キャンセル料を払う必要はありません。
まとめ
日通の単身パックSまたはLの場合は、前日までのキャンセルであれば、無料でキャンセルできます。
当日キャンセルの場合は、キャンセル料金は発生します。
その料金は500円です。
単身パックSとLの場合には、前日までにキャンセルしましょう
そして、その他の引越しサービスの場合は、前々日までにキャンセルをすれば、無料でキャンセルできます。
前日キャンセルは、運賃の10%以下で、当日キャンセルは運賃の20%以下のキャンセル料を取られます。
ただ厄介なのがエアコン取外しやピアノ輸送などのオプションプランです。
すでに実施または着手している場合には料金を取られてしまいます。
また、引越しの場合は、2日前までに業者が見積もり内容に変更がないかを確認する義務があるようです。
それをしないと、キャンセル料金を請求することができないみたいです。
いずれにせよ、契約時にきちんと確認しておきたい事項です。